高齢者がより充実した毎日を送るためには、社会参加できる機会をより多く設けていく必要があります。高齢者にとって1番危険なのが、生きがいを無くしてしまうことだからです。生きる目的を見つけていくために、社会全体で高齢者を支えていく仕組みづくりが求められています。

高齢者の社会参加におけるプログラムの1つとして、ボランティア活動が挙げられます。あらゆるボランティア活動を通して、近隣の方とコミュニケーションを図ることが重要です。ボランティア活動の一つが、取り掛かりやすいゴミ拾いです。ゴミ拾いは早朝に行われることも多く、健康的な毎日を送れることにも期待できます。また、周りの人とコミュニケーションを図る機会を得られるので、充実した生活を送るきっかけにもなるでしょう。

無理のない範囲でゴミ拾いをすれば、身体的にも大きな負担をかけることなく活動することが可能です。楽しく活動をしていきながら、社会の役に立っていることが実感できるボランティアといえます。また、学校に赴いて昔ながらの遊びを教えるボランティアもある。お手玉やけん玉、竹とんぼなどといった遊びを伝えていくには、高齢者の存在が欠かせません。

ふれあう対象が小学生の場合は、ちょうど孫の世代にあたる高齢者も多いでしょう。高齢者がより親近感を持ち、楽しみながら活動に参加できると考えれます。こういった活動を続けていけば、高齢者の支援とともに社会の発展へと繋げていくことができるのです。高齢者の社会参加は、社会づくりにも必要なプログラムです。